旦那様が出かける日であり、ワタクシはお留守番の日のことです。
すべての準備を終え出掛ける間際の旦那様、
「1人でご飯食べれる?ご飯食べるんだよ?ご飯の用意しておけばよかったな。
戸締りはちゃんとするんだよ?」と言った。
最後の確認とばかりに怒涛の勢いでおっしゃいましたわ。
ワタクシも圧倒されてしまい、
・・え・・えぇ大丈夫ですわ
と言う反応しかできませんでしたの。
先程から何度も同じ確認されてますのよ。
最初こそ笑いながら大丈夫ですわよ〜と返事をしておりましたが・・・
『初めてのおつかい』と言うテレビ番組の親ならぬ、初めてのお留守番の親の気持ちなのでしょう。
いくら大丈夫と伝えても心配は尽きないのでしょうね・・
ワタクシも身をもって大丈夫だったという実績を積み重ねるしかないのですわね。
殊勝なことを申してみましたが、ワタクシ結婚前は熟練の一人暮らしをしていた記憶がございますわ。旦那様とのご飯もお作りしているので1人でも作れますが、1人だとどうしてもおざなりなご飯になってしまいますわね。そういうところを心配なさっているのですわね。
最後まで心配しながらお出掛けをした旦那様でした。
久しぶりの一人ですわねと浮いた気持ちも、心なしかガランとした部屋を見ると寂しく感じますわ。
無事に旦那様がお帰りなった際には玄関までお出迎えに行く嫁でございました。
ヤマダ家は今日も平和です。